玉姫
玉姫は土佐一条氏二代房冬の夫人で、式部卿伏見宮邦高親王の王女である。
大永元年(1521)6月、一条房冬に嫁ぎ、三代房基の母となる。
天文10年(1541)房冬の死後落飾して仏教に帰依せられるが、
天文16年(1547)8月22日病死した。墓は新町3丁目の常照寺跡に
有るが、寺は明治維新の廃仏毀釈で廃寺となった。